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スロベニアが日本で高級食材を紹介

農林食糧省のイレーナ・シンコ大臣は、スロベニア最大の国際食品・飲料展である第48回FOODEX JAPAN 2023の正式オープニングに、スロベニアの産業・経済界の代表団と共同で参加しています。アジアを代表する食品・飲料展とされるこの展示会では、スロベニアの11社が出展しています。

スロベニアは、3月7日から10日まで東京で開催される第48回FOODEX JAPAN 2023国際食品・飲料展に出展しています。農林食糧省のショールームブースでは、スロベニア企業10社の製品(Medex Trade, d. o. o., Klet Brda, z. o. o., Kodila, d. o. o., Chilli Wine, d. o. o., Hiša vin Emino, Mare Santo, Kras、スロベニア製品の日本輸入代理店を含む)が紹介されています。Zaria, 365 wine, Fujio Project, Shiozaki Building) があります。日本のみならずアジアを代表する食品・飲料の展示会であるこの大規模かつ重要な国際イベントで、スロベニアの食品を紹介できる絶好の機会です。

農林食糧省、スロベニア商工会議所(CCIS)、SPIRIT Slovenija Public Agency、在日スロベニア共和国大使館は、政府経済代表団の訪日を企画しています。イレーナ・シンコ大臣の率いる代表団は、農産物や食品の生産・加工に携わるスロベニア企業、農水省、CCIS-CAFE(Chamber of Commerce and Industry of Slovenia (CCIS) - Chamber of Agricultural and Food Enterprises (CAFE) )の代表で構成されています。開会式の後、シンコ大臣はメディア向けのインタビューで、日本市場は非常に遠いだけでなく、スロベニアの食品加工産業にとってかなり広範で厳しい市場であると語りました。「スロベニアの食品加工企業は輸出志向が強く、生産量の3分の1以上を海外に販売しています。これまで、スロベニア企業の輸出のうち、日本市場に到達しているのはごく一部です。しかし、スロベニア産の製品は、最高級の品質、優れた味、最高の基準に従って生産されているため、日本市場には可能性があると信じています。私たちは、ビジネスを展開し、ビジネス関係を維持することは継続的なプロセスであり、パンデミックの余波を受け、それを維持し、加速する必要があることを理解しています。このショーでの最初のプレゼンテーションは、既存のビジネス関係を強化し、日本市場にスロベニアをさらに紹介することを目的としています。スロベニア企業にとっては、新たなビジネスパートナーを見つけるチャンスです。」

本日のショーでは、「Slovenia - A Green Table of Europe」というビジネスフォーラムが開催されました。参加者は、イレーナ・シンコ大臣、CCIS-CAFE会長のJanez Rebec氏、CCIS-CAFE事務局長のTatjana Zagorc博士から挨拶を受けました。大臣はスピーチの中で、スロベニア農林食糧省省の優先課題のひとつは、企業の新規市場開拓を支援することであり、それによって、日本市場に自信を持って提供できる高品質の農産物や食品の輸出を促進することであると指摘しました。「今日、食品加工業者にとって、国際的な貿易形態を定着させることは不可欠であり、それによって、国境を越えた異文化に対する認識を深め、拡大することに貢献できるかもしれません。これは、スロベニアの食品加工業界の代表団による初めての日本訪問であり、良好で実りある協力関係の始まりであることを確信しています。」

 スロベニアの企業は、新しいビジネスコンタクト、新しいビジネス契約の可能性、日本のパートナーとの既存のビジネス関係の強化、新しい市場機会の発見など、多くの期待をもってFOODEX Japan 2023の展示会に参加しました。来場者は、スロベニア、スロベニアの観光、田舎、様々なリラクゼーションやレクリエーションの可能性についての情報ポイントを自由に利用することができます。

 昨年、日本はスロベニアのゴルニャ・ラドゴナで開催された第60回AGRA農業・食品国際見本市にパートナー国として協力しました。このフェアでは、招待された日本企業がスロベニアの企業や一般の人々に自己紹介をしました。そして、両国の協力関係を深めることが決定された。そこで、スロベニア農林食品省は、スロベニア商工会議所(CCIS)、SPIRIT Slovenija Public Agencyと共同で、東京で開催されるFOODEX Japan 2023の開催に合わせてスロベニア政府・経済代表団の訪日を企画することを決定しました。

訪日中、大臣は野村哲郎農林水産大臣と会談する予定です。また、農業や漁業の優良事例を視察する予定です。